最新の取組み
(公社)日本しろあり対策協会の第51回全国大会にて、カンモンシロアリの研究発表をする当社会長 |
近年、特定の地域にしか生息しなかった種や、やっかいな外来種の生息範囲が急速に広がりつつあります。
当社では、このような新種にいち早く対応するため、駆除方法を研究・開発。業界にその成果を発表し、駆除方法の普及に努めています。
■カンモンシロアリへの対策をいち早く実現
ヤマトシロアリとの違いは、その被害を及ぼす範囲です。
ヤマトシロアリが被害を及ぼす高さは通常、胸の高さまで。しかし、カンモンシロアリは鴨居にまで被害を及ぼすケースが見受けられます。
カンモンシロアリは、関門地域にのみ生息していました。しかし、最近は生息の範囲を広げ、問題化しています。
当社は、このやっかいなカンモンシロアリの生態について、いち早く研究を開始。その駆除に取り組んでいます。
■アメリカカンザイシロアリへの対策研究
輸入材に生育することによって生息地が広がりつつあります。
他のシロアリが水を必要とするのと違い、これは水を必要とせず、建物の乾材はもちろん、家具やピアノなどを食害します。
当社では、このシロアリへの対策として有効なガス燻蒸による方法を研究開発しています。
■アルゼンチンアリへの対策研究
攻撃性が強く非常に厄介な外来種として有名です。人家にも侵入し、人間や家畜を強い大顎で攻撃します。
これの駆除は大変難しいとされています。
当社では、これの駆除のための研究開発を進めています。